大規模修繕工事について
- Q.大規模修繕工事は、どれくらいの周期で行うのですか?
- A.足場をかける必要がある部分(外壁・シーリング)の寿命から、一般的に大規模修繕工事は12年周期といわれています。しかし、これはあくまでも目安ですので、建物調査・診断を行った上で工事時期・範囲を検討することが重要です。
- Q.大規模修繕工事を行うには、どれくらいの期間がかかりますか?
- A.建物規模にもよりますが、建物診断 → 修繕仕様検討 → 施工業者選定 → 総会承認 → 工事実施まで、およそ1年かかります。なお、工事自体は一般的に3.5~5.5ヶ月前後です。
- Q.大規模修繕工事は、どの季節に行ったらよいですか?
- A.一般的には、年末年始と梅雨の時期を避けて工事を行います。よって、春工事(正月明け~梅雨入り前)または秋工事(梅雨明け~正月前)のどちらかになります。
- Q.大規模修繕工事の概算工事費はどれくらいですか?
- A.一般的には戸当り○○万円という目安はありますが、修繕工事費は個々の建物の特殊性及び改修仕様のグレードに大きく左右されますので、建物調査を行い、改修仕様を検討してから工事費を算出することをおすすめします。
- Q.管理会社から一時金の徴収が必要だと言われましたが、本当に必要でしょうか?
- A.大規模修繕工事は、借入れや一時金によらず修繕積立金残高の範囲内で実施することを前提とすべきです。まずは建物診断により劣化状況を確認し、予算に応じた工事仕様を検討することをおすすめします。